交通事故の解決事例－損害賠償請求金額を示談交渉によって約475万円増額した事例－

※依頼者の方から書面による承諾を得て、解決事例を掲載しています。

（１）事例の概要

　駐車場での事故（四輪車と原動機付自転車）の案件です。被害者である依頼者より、相手方の保険会社から提示された損害賠償金額が適正か否か相談を受け、当職で算定した結果、不足と考えられる金額の増額を相手方保険会社に交渉しました。

（２）解決内容　

算定する項目として①入院雑費、②休業損害、③傷害慰謝料、④後遺障害慰謝料等が挙げられます。

この点、被害者の方は企業勤めでなく専業主婦の方でしたが、その場合にも後遺障害が発生した場合、逸失利益が認められます。その結果、相手方保険会社は当初提示した金額から約４７５万円の増額を認め、依頼者と相手方とで合意が成立しました。

（３）所　　　感

　各保険会社にも算定基準があり、それと比較する為にも弁護士への相談は意味があるものだと思います。各算定基準のずれは小さくても、トータルでみると大きな金額になることもあります。交通事故に関する損害賠償請求は、検討すべき項目が多くあります。お悩みになった際には、ぜひご相談ください。